本日の道徳の様子(2年生)
2020年10月29日 10時36分 [職員]今日の道徳は、先週から来られている教育実習の先生の授業でした。生徒たちは、『足袋の季節』という教材で『よりよく生きる喜び』について考えました。
~舞台は今から40年前の北海道小樽の冬。郵便局の給仕(雑用係)をしていた主人公の少年は、上司の人から大福餅を買うように言われました。少年は、郵便局の近くにお餅を売っているおばあさんの所へ行き、10銭の大福餅を買いました。少年は10銭のお金を渡しましたが、おばあさんは50銭と勘違いしてしまいます。少年はそのままお釣りをもらってしまい、足が寒かったことから、そのお金で足袋を買ってしまいました。その後、おばあさんがお釣りを渡すときにかけてくれた励ましの言葉を思い出し、後悔の心が生まれて...~
生徒たちは、教材を通して、「人間には弱さがあるが、その心を克服する強さも備わっている」ことを学びました。生徒たちの今後の人生で自分の心の弱さと向き合う場面があると思います。そのときに、今日の授業のことを思い出し、よりよく生きていくためにどうすべきかを考えて欲しいと思います。