今日は介護老人福祉施設『グリーンウッド　奥多摩』の職員の方２名を講師にお迎えして、『福祉体験学習』がありました。

初めはグリーンルームで、高齢者と認知症についての講話をしていただきました。その後体育館に移動して、実際に体験学習を行いました。

まず最初は、車椅子の体験でした。実際に乗ったり、人を乗せて押したりしました。車椅子は、思った以上にスピードや衝撃を感じやすいようで、生徒たちは驚いている様子でした。


次は、高齢者疑似体験でした。特殊なメガネやイヤホンを付け、手足には重りやサポーターを付けるので、高齢者の不自由さを体験することができました。全員が高齢者疑似体験セットを身に付ける時間的な余裕は無かったのですが、身に付けていない生徒は高齢者を補助する体験になりました。

最後は目隠しをした状態の人を補助（誘導）する体験をしました。目隠しをしている生徒も声だけで補助している生徒も何も見えない状態で歩くことが、いかに不安であるかがよくわかったようでした。


奥多摩町だけではなく、日本には多くの高齢者の方がいます。今回の経験を生かして、高齢者に理解のある、優しい人間になって欲しいと思います。