先週と今週の道徳
2021年1月27日 11時07分 [職員]先週の道徳は、「よみがえれ、えもりの森」という教材で、自然環境のことについて考えました。
~今から約70年前、北海道のえりも町では森林伐採の影響により森が砂漠化し、その影響で海ではコンブや魚が獲ることができなくなりました。そこで、当時24歳の四代目コンブ漁師である主人公の常雄さんは、海と故郷を蘇らせるために立ち上がる…~
生徒たちは、自分たちが住んでいる日本で環境破壊の影響により砂漠化していた過去を知り、驚いていました。
今回の授業を通して、人間は自然の中の一部であることを改めて自覚し、自然を守り、共存していくことの大切さに気付くことができていました。
今週の道徳は、「行動する建築家 坂茂」という教材で、自分たちが社会のためにできることについて考えました。
~2011年(平成二十三年)三月十一日、東日本大震災が発生した。建築家の坂茂さんは、被災地の避難所を訪れた。避難所はプライバシーの配慮がされにくく、精神的に参っている人たちを見て、紙管を使った間仕切りシステムを考案した。その後、「建築家として何ができるか。」と自分に問いかけながら、世界各地の被災地で支援活動に取り組んでいく...~
生徒たちは、学校にあった紙管を実際に触ってみて、予想以上の硬さに驚いていました。
坂さんの職業に対する考え方や社会のために役立ちたいという生き方に触れて、今の自分たちが社会のためにできることについて考えることができました。これから、自分が社会の一員であることを忘れず、日々の生活を過ごしていってほしいと思います。